かぼすとは？
かぼす
かぼす（臭橙、香母酢、学名：Citrus sphaerocarpa）
濃い緑色のミカン科の果実です。酸味と香りが強いのが特徴です。
かぼすの旬はいつ？
かぼすには旬が２回ある、ってご存知ですか？
１度目の旬は、 ８月から１０月頃で緑色の状態。
２度目の旬は、１０月下旬〜１２月中旬で、黄色く完熟しています。
知る人ぞ知る「黄かぼす」
完熟した「黄かぼす」は果汁がたっぷり！
緑の頃よりも酸味と香りがまろやかになり、そのまま食べても美味しいくらい。
弊社では、この完熟かぼすも青果として販売しています。
かぼすの歴史
原産地
かぼすの原産地はヒマラヤ地方といわれています
日本への伝来
日本への渡来は、平安時代。大分県での栽培が始まったのは、江戸時代から。「宗源」という漢方医が、京都から臼杵市の乙見地区へ苗木を持ち込んだのが始まりと言われています。
今でも臼杵市の乙見地区には、樹齢100年を超える古木が存在し、毎年実を結んでいます。
かぼすの効能
かぼすには、体に嬉しい成分がいっぱい詰まっています。かつては「薬」として重宝されたほど。疲れた時、眠れない時のお供にぜひ、かぼすのある生活を。
クエン酸
かぼすのクエン酸は、なんとレモンの2倍！柑橘類の中でも群を抜いています。
クエン酸には、エネルギーを生成する働きがあるので、疲労回復効果が期待できます。
ビタミンC
ビタミンCを摂取すると、シワやシミの予防、美白効果などに期待できます。風邪予防や免疫力を高める効果もあります。
カリウム
カリウムは、むくみや高血圧などを予防する効果があります。利尿作用効果があるので、摂りすぎた塩分を、尿や汗と一緒に流してくれます。
香りの成分
かぼすの香りに含まれる、「リモネン」「テルペン」「ピネン」などの成分には、アロマテラピー効果があると言われています。
リラックス効果や血行促進、冷え性の改善、食欲増進効果などがあります。