大分有機かぼす農園の歩み

 

国内唯一の有機かぼすへの挑戦

 

大分県は、言わずと知れた日本一のかぼすの生産地です。しかし、現在有機JASの認証を受けて栽培しているのは、日本で弊社だけ

 

 

 

 

有機農法とは?

 

簡単に言えば自然のまま育てること。科学的な農薬も、化学肥料も、除草剤も使いませんその分何倍もの人手がかかります。

 

 

誰もやりたがらないコト

 

 

周囲からは、「有機栽培のかぼすは手間がかかって難しい」「やっている人はいない」と言われました。

 

しかし、誰もやらないからこそ、なおさらチャレンジしてみたい。そうして平成23年から、我々の挑戦が始まりました。

はじめは想像を絶する日々だった

 

 

はじめは、全てが手作業でした。夫婦2人で、来る日も来る日も草抜き、剪定、堆肥作りなど、有機ならではの手作業を、1から頑張ってきました。

涙を流した日もあった

 

雨が降っても雪が降っても、手に豆ができて腫れた日も、ひたむきにかぼすと向き合い続けてきました。しんどくて、かぼすの木の下で、ひっそり涙を流した日もあった。それでも、頑張ってきました。

 

 

全ては、誰もが安心できる「有機かぼす」を作るために。

うちのかぼすは「赤ちゃん」も安心

 

 

たくさんの苦労と葛藤を乗り越え、やっと出来上がった有機のかぼす。手間がたくさんかかった分、私たちはこのかぼすに自信をもっています。

 

化学肥料や除草剤を一切使用していないので、わたしもあなたも、お子さんも、赤ちゃんも。みんなが安心して食べられる有機かぼすができました。

生き物を、殺さないこと

 

 

全ての生き物には役割があり、共存してバランスをとって生きてきました。農薬を使うと、その生き物を殺してしまうのです。雑草や昆虫は邪魔者と思ってしまいがちですが、意味があってその地に生きているのです。だから、殺すのではなく、活かすことが重要と考えています。

50年後、100年後の子どもたちは?

 

 

農薬は人間の体に影響が出ないというデータはありますが、50年後、100年後の子供たちがどうなっているか、ということは誰にもわかりません。

 

 

誰もが安心できる有機かぼすは、自然や地球、未来の子供たちにも優しいかぼすなのです。

撮影:紫苑